■ 艶劇倶楽部〜汚れたカーテンコール〜
■ 詳細
■ ストーリー
主人公の父親は若くしてこの世を去った、有名な演出家で脚本家でもある“世界の佐倉”。
後妻ではあるが、母親も世界的に有名な女優。
サラブレッドである主人公には、演劇界のみならず、映画界もが偉大な2世の誕生を期待している。
しかし、主人公には父の跡を継ぐ気はさらさらなかった。
主人公は遺品の脚本アイディアノートから、父が映画作りにのめり込むあまり、狂気にとらわれ、過労死した過程が手に取るようにわかった。
主人公は映画を、演技を恐れた。
しかし、そんな主人公の気持ちにもかかわらず、周囲は2世としてしか見ない。
2世になるつもりなどまったくないのに、周囲の期待や羨望がとどまることはなかった。
いつしか主人公は、映画を、演技を憎み、破壊したいと思うようになった。
演劇部内でのかりそめの信頼を得て、舞台監督と演出家をまかされたとき、彼の計画に賛同した演劇部の男子も巻き込んで、一大陵辱劇の幕があがった。
「演劇なんてやるやつは、みんなバカだ」
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