■ 恋する少女(ドール)と想いのキセキ〜Poupee de souhaits〜
■ 詳細
■ ストーリー
――人形遣い―― 自らをそう名乗る阿須葉という女性と、幼き日の主人公・深作友紀 (ふかさく ともき) は出会った。
使役するのではなく、思い遣る。 彼女はその言葉通りに、想いを宿した人形を優しく、愛おしむように “扱って” いた。 友紀は阿須葉の屋敷に入り浸り、たくさんの言葉を交わした……気がする。 幼い頃の記憶はハッキリしないが、確かにその場所で人形たちは “生きて” いた。 彼女たちと過ごした時間は友紀の一番古い、一番幸せな記憶であり、今の友紀を形作るきっかけとなった。 そして現在―― 友紀はフィギュア・ドールの関連商品を扱う新興メーカーに見初められ、学生でありながらフリーランスの原型師として活躍していた。 東隣学園のデザイン科に通いながら、フィギュアとカスタムドールの制作に明け暮れる毎日。 そんなある日、街に不審者がウロついているという噂が立つ。 ケンカは弱くて気も弱い、極めてテンプレートなオタクの友紀。 根拠のない噂とうそぶきながらも内心軽くビビっていると、果たして友紀の前に噂の不審者が現れる。 正しくは人などではない “それ” は、不気味な “木偶人形” だった。 何故か友紀の名を呼び、襲ってくる木偶人形。 だが絶体絶命のピンチから彼を守った、ひとりの少女。 左右で異なる輝きを放つ宝石のような瞳を持ち、フードで顔を隠したその少女は容赦なく木偶人形を倒すと、力尽きるかのように自らもその場に倒れた。 そして途方に暮れる友紀の前に現れる、もうひとりの少女・エナ。 寡黙な彼女は友紀の動揺などどこ吹く風で、リュックの中からフィギュアを取り出す。 「それ、俺が初めて原型を手掛けたフィギュアのトワじゃない?」 鷹揚に頷いたエナは、倒れたままのオッドアイの少女のフードをめくる。 そこにあったのは、フィギュアと同じ顔。 「…………トワ」 「約束を叶えに…… 戻って……きました…… マスター……」 それは、再会。 友紀が初めて世に出したフィギュア、プリンセス・トワのフィギュアのモデルであり、友紀の大切な大切な思い出。 確かにあの時、あの場所で “生きて” いた少女人形のトワだった。 「ともき、りっぱなにんぎょうつかいになる」 再会とその一言から、友紀は “人形遣い” 阿須葉の後継者を目指すことを決意。 生きたドールであるトワとエナのマスターとして、共同生活をスタートする。 ■ CG
■ キャラクター
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