■ ファナティカ 通常版(ボーイズラブ)
■ 詳細
■ ストーリー
過去の記憶を失っている主人公アーシルは、想い人でもあり、たった一人の知人でもあり家族でもあるカーティスとヨーロッパを転々としていた。
ある日、二人は思い掛けなく友人ロドニーの好意によって豪華客船に招待されることになる。 『…まだ何も思い出さない?このままだとゲームは失敗だよ?…それとも君はまだ、自分を本当に愛してくれる人を…見付けられてないのかい?』 船で出会った謎めいた男が残した言葉。 そして月の光に姿を現す、銀色の髪と紅い瞳を持つ『アーシル』ではない『アーシル』。 自分の存在の不確かさに翻弄されるアーシルを、船に乗り合わせた男達がそれぞれの想いを持って手に入れようとする。 やがて航海最後の夜、アーシルは意識を失ったまま誘拐され、満ち潮により外界から遮断された島の宮殿で目覚める。 そこで彼が思い出すのは自分が犯した過去の罪と、忌まわしい血脈の秘密、そして──────ある男への深い愛。 永い時間の中で姿を歪めた想いの鎖。 痛みの中に存在する真実。 抗えない淫靡な情欲の温度。 ──────皆既月食の夜、永遠が始まる。 ■ 概要
このゲームは、物語の主人公アーシルを中心に、時代をまたいで架けられた「運命の蜘蛛の巣の物語」を二つのジャッジアイコンで切り替えながら進めるノベルタイプのアドベンチャーゲームです。
『ファナティカ』には通常のゲームのような選択肢は存在しません。 その代わりに、ゲーム中随所に埋め込まれたジャッジポイントで蜘蛛のジャッジアイコン「蜘蛛の与える悦楽と狂気の運命」と蝶のジャッジアイコン「蜘蛛に抗う蝶の運命」のどちらを選んでいるかでストーリは変化・分岐してゆきます。 それぞれのストーリーでたどった運命の銀糸は、蜘蛛の巣の年代記に記されます。 この蜘蛛の巣の年代記の画面モードを「lunar chronicle(ルナー クロニクル)」と呼びます。 ジャッジアイコンでは、ストーリーの変化のほかに、『FANATICA』本編の過去や未来の出来事が、「lunar chronicle」に発生し、プレイヤーは現在の時間軸以外の彼らを知ることが出来ます。 全てのストーリーをコンプリートすると、「lunar chronicle」が完成し、さらなる世界への扉も開かれます。 キャラクターたちは、悦楽と狂気を与える月の蜘蛛の銀糸に囚われ運命に抗いもがく蝶。 よりその銀糸に絡まり蜘蛛のつむぐ運命に惑わされ果てには己を失うか、または銀糸に抗う蝶として生きるかは……プレイヤーである貴方次第なのです。
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