■ 妖の杜(あやしのもり) 〜堕ちゆく乙女巫女〜
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■ 詳細
■ ストーリー
妖魔の周良俊樹の体は、すでに限界に達していた。
彼が住む見延町全域が数ヶ月に渡って結界に覆われ、彼の体から命を奪い続けていたからだ。 人として密やかに暮らしていた周良だったが、このまま死を迎える気は無かった。 周良は祖先を祓った神主の血を継ぐ、魔払いの巫女の元へとむかった。 秋の祭祀を目前に控え、神主がいない今こそ最後のチャンスだった。 妖魔には血に守護された巫女を殺すことはできない。 弱りきった今の力では、命を奪うどころか街から連れ出すこともままならないのはめいはくだった。 しかし、巫女が自ら穢れるのなら、その資格を失う。 自らの意思で穢れるのならは、魔払いの血ろといえど彼女達を護る事はできない。 意識を、心を、彼の思うがままに動く傀儡へと、染め上げればいい。 二人の巫女を汚し、祭祀を阻止すべく、周良は神社へと足をふみいれた。
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