■ 公衆快楽施設 Macht Frei.
■ 詳細
■ ストーリー
2046年6月19日。 人が人でなくなり、ただのヒトとなった未来。
しかし、日常は現在と変わらず繰り返され……ただそれだけが続いていた。 この日が「桜桃忌」であると記憶している人間が何人、いただろうか? 三島冴子……彼女はその数少ない例外だった。 何故なら、彼女は文学者の作品を全て憶えさせられることだけを課せられた 「生体文庫」なのだから。 だが、彼女はある日、死を選ぶ。 そして彼女が桜散り、実が成る季節にその名を捨て 「桜桃」(みざくら)と名乗る時に着るは「喪服」。 それらを身に纏うとき、彼女が向かうのは、 この世界で許された唯一つの例外的な快楽を得るため場所「公衆安楽施設」。 「Macht Frei.」と書かれた門を潜るとき、 ただ少女は、刹那的な死と永久の快楽を望む……。
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