■ Worlds and World’s end 【初回版】(DVD-ROM)
■ 詳細
■ ストーリー
平坦な学園生活。変わらない日常。変えたのは、明けない “夜” の訪れだった――。
変わらないものと、ずっとそう……思っていた。 毎朝、似たような時間に似たような場所を往復して。 試験の結果や、クラスの中の人間関係、気になるあの子のことを気にしてみたりとか。 たとえば、そんな日常。代わり映えしない学園生活。 八代拓海は、日常が約束されたものだと信じていた。 町を騒がす通り魔事件。終末を謳った宗教法人。 世間の関心は節操なく、瞬く内に流れ去る。 なぜならそれらは結局、他人事でしかないのだと……誰もがそう思い込んでいるから。 和泉宗一は、自分もまたその例外ではないと信じていた。 世界の中心からは遠く隔たる、とある地方の片田舎。 一度は捨てたつもりで、そこを出てきたはずなのに。 けれどしがらみだけは断ち切れず、今もこうして残り続ける。 三村祐二は、帰るべき場所のあることを信じていた。 “退屈な” 日常――。 “終わらない” 日常――。 そこにあるのは、変わらない明日への絶対的な信頼だ。 けれど、それがもし仮に……単なる独り善がりの、盲信に過ぎないのだとしたら? 変わらぬ明日の訪れを、信じられなくなってくる君に。 誰かはひょっとすると、こんなふうに答えるのかもしれない。 「大丈夫、安心して。明けない夜がないように、朝は必ず訪れるの」 そして、きっとそれは守られるだろう。 世界がいまだ、約束された日常の中に留まり続けている、その限りは――。
このサイトでは一部、
rootnuko(ルートヌコ)
様より提供頂いた素材を使用しています。
また、これらの素材を他へ転載することを禁じます。 ■ 『rootnuko(ルートヌコ)』の他の作品
|