■ イカセ屋銀二〜姉妹姦計篭絡ぢごく〜
■ 詳細
■ ストーリー
咲かぬなら、無理矢理咲かせ、花蕾―― 『イカセ屋』シリーズ第二弾!
主人公・平田銀二は、ミッションスクールの用務員。 容姿は汚いが、確かな仕事と実績で、長きに渡り学園の用務員を務めてきた。 しかし、彼には裏の顔があった。 “イカセ屋”――。 まだ花開いていないうら若き乙女たちの通う学園は、彼にとって格好の狩り場。 これから美しく咲き誇るであろう可憐な蕾を花開かせることが、彼にとっての至高の悦びである。 無論、暴力や腕力などといった無粋な手段は使わない。彼にとっての美学、それは高貴な乙女たちを自ら屈服させること。 そうすることが、彼が学園に居続けるための手段でもあるのだから。 彼には今、狙っている獲物がいる。それは学生ではなく、女教師の秋元優里子。 この学園の卒業生で、知性も美貌も兼ね備える才媛。ときに厳しく、ときに優しく、誰に対しても分け隔てなく接する良識ある聖職者であり、学生からも他の教師からも絶大な信頼を得ている。 そんな彼女だからこそ、銀二に対して何らかの疑念を抱いている様子。早いうちに屈服させる必要がある。 しかし優里子は完璧な女。そうそう隙は見せない。 ただ一つ。妹の優里香に関して以外は。 そう、現在優里子の妹・優里香が学園に通っている。もちろん優里香も優里子同様、隙のない完璧な少女だ。 だがしかし、そんな完璧な姉妹であるからこそ、屈服させた時の悦びは何ものにも代え難いものとなる。 そんな折、優里香が後輩の女子に告白されている場面に遭遇する。いや、正しくはそれ自体、銀二が仕込んだものだった。 脅しのネタなんてものは、そう簡単には転がってこないものだ。だったら、自分から拾いに行けばよい。 「咲かぬなら、無理矢理咲かせ、花蕾」 をモットーに、イカセ屋・銀二が、今動きだす。
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